著作
2013/04/23
南雲吉則氏・白澤卓二氏 絶賛! !
おいしいものを我慢しない! 肉食ダイエット暴飲暴食がたたって、でっぷりとした腹まわりが気になっている人も多いだろう。
しばらくは肉を控えなければ……と思うのが普通だが、
予防医学のエキスパートであり、「カラダクリニック」で栄養指導なども手がける斎藤糧三医師は、
肉食ダイエットを推奨している。
たとえば、斎藤先生が勧める「肉食ダイエットランチ」は、
200gの重量級ビーフステーキに山盛りの生野菜サラダを添えたもの。
どうしてこのボリュームで痩せることができるのか?
肉を食べて5kg痩せる!?
これまでの常識を覆すダイエット法、遂に公開!!
はじめに
【推薦文】私も実践! たしかにやせる肉食ダイエット
順天堂大学大学院華麗制御医学講座教授 白澤卓二
第1章 ヒトはもともと肉食動物
第2章 やせたいならうどんより牛肉を食べなさい
第3章 実践! ケトジェニック・ダイエット
第4章 牧草牛でヘルシー・ダイエット
第5章 ケトジェニックの簡単アレンジ術
第6章 肉食をめぐる8つの誤解
おわりに
謝辞
※各章末コラム ダイエット成功事例
白澤卓二教授からのコメント
斎藤糧三先生から「機能性医学」のことを教えてもらったのは、2年ほど前のこと。
最初に教えてもらったのは、「ビタミンD欠乏症」についてでした。
『サーファーに花粉症はいない』(小学館)という斎藤先生の著書にも詳述されていることです。
日光浴をしないとビタミンD欠乏症になるので、「太陽の光をあまり浴びていない東京の住人は、
半分くらいがビタミンD不足である」との話には本当に驚かされました。
私が若い頃に医学部の講義で学んだことや、その後、研究室や臨床の現場でも信じてきた
「紫外線はカットすべきである」との大前提が間違っていたからです。
以来、教科書に書かれていることでも間違いはあるものなのだと考えるようになりました。
「肉をたくさん食べても太らない」ということを斎藤先生から教えてもらったときも同じくらい驚かされました。
健康長寿の達成のためにもっとも必要なことは、「カロリー制限をして体重を一定に保つこと」
という老化学説を長いこと信じてきた私にとって、天と地がひっくり返るような驚きだったのです。
私はよさそうなことは、何でも一度は体験してみることをモットーにしているので、
早速、肉ばかり食べると自分の体重がどうなるかを注意深く観察してみました。
すると太らないどころか、体重が減っていったのです。
この体験を通じて、食べてカロリーになる3大栄養素のうち、カロリーとしてカラダに蓄積されるの
「脂肪」と「炭水化物(糖質)」だけであり、
「タンパク質」は通常の状態ではカロリーとしてカラダに蓄積されないことを学びました。
これも内科や栄養学の教科書に書かれていることとは違っていたのです。
(中略)
食生活でなるべく糖分の摂取を少なくして、肝臓でケトン体を産生したほうが
肥満や生活習慣病のリスクが少なく、高齢期の生活の質も高く保てる。
この点において私と斎藤先生は、ほぼ同じ考え方を共有しています。
斎藤先生は斎藤先生なりの道筋でケトン体の代謝の意義を考え、同様の結論に達しているのです。
「糖質オフダイエット」は、米国のアトキンス博士により始められたダイエット法。
肥満やメタボリックシンドロームが蔓延している現代の食生活のなかでは、賢い選択肢の1つです。
本書はその食事の理論と原点についても、詳細に解説されているので大変勉強になります。
さらに本書ではニュージーランド牧草牛のレシピなど、具体的な食事のメニューが紹介され、
健康的なダイエットの実践本として推薦できる本に仕上がっています。
ケトン体(ケトジェニック)ダイエットを深く理解したい方々におすすめの賢著です。
白澤卓二(「【推薦文】私も実践! たhしかにやせる肉食ダイエット」より)
Amazonでチェックする